委員会、視察レポート

◆ 厚生委員会…… (宮崎県、高岡町 福祉施設) H16.3.25〜26
◆ 福岡都市圏広域委員会…… (南河内地域広域行政) H16.2.12
◆ 厚生委員会…… (武蔵野市、八王子市 乳幼児施設・保育園) H16.1.26〜28
 議会広報編集委員会…… (嬉野町議会) H16.1.20
   議会広報編集委員会…… (播磨町議会) H16.2.4〜5
◆ 福岡都市圏広域委員会…… (加古川市、流域文協)H14.10.30〜31
◆ 建設委員会…… (鎌倉市、アドプトプログラム) H14.10.10〜11
◆ 議会広報編集委員会…… (郡山町議会) H13.11.15〜16
◆ 建設委員会…… (瀬戸市、晴丘センター他) H13.10.11〜12 
◆ 環境審議会…… (篠栗町、RDF施設工事) H13.8.27 
◆ 福岡都市圏広域委員会…… (蒲郡市リサイクル)  H13.6.28〜29



厚生委員会、視察
宮崎県・高岡町 福祉保健施設 穆園館・ぼくえんかん
(平成16年3月25日〜26日)
幼児から高齢者まで協力し、助け合いながら健康推進事業を進める拠点場所として木をベースとした光を沢山取り入れた温かみのある施設でした。中庭も施設の一部として有効に利用されている。ボランティアの方々が大変多く活動されており、介護予防教室では自ら脳疾患から立ち直られた方がインストラクターとして指導されており、館長他スタッフの方々皆さん施設に誇りと愛情と何にもまして福祉事業に情熱を持ってある事が素晴らしい事業の基本である事が良く分りました。志免町も見習う点が多くありました。
写真…穆園館で沢山のボランティアの方がマンツーマンでお年寄りにマッサージをしているところ                           


福岡都市圏広域委員会、視察
大阪府 富田林市 ・南河内地域広域行政
(平成16年2月12日〜13日)
富田林市を始め6市3町1村で構成している「南河内地域広域行政推進協議会」を視察。圏域の豊かな自然と歴史など固有の資源や公共施設など効率的なネットワークとサービスシステムを確立し交流を深められている。特にホームページを開設し情報の共有化に努力されている。
ここも一方では合併問題が推進しており、その枠組みで協議会との兼ね合いも微妙なようである。
大規模な広域での取り組みで、粕屋郡全体でのモデルともなる。
 
写真…富田林市役所での研修   


厚生委員会、視察
武蔵野市役所 0123はらっぱ 
八王子市 せいがの森保育園
(平成16年1月26日〜28日)
議員2期目は厚生委員会に属しました。新しいメンバーでの始めての視察は東京、武蔵野市の児童保育への取り組み事業とユニークな乳幼児施設「0123はらっぱ」を視察。武蔵野市役所では担当課から児童虐待防止条例の紹介を受けました。「はらっぱ」は子供と親同士の交流を地域に広げる事を目的に市営の施設で広場や施設内の造りや全てが利用者本位の考え方が生かされ、1日平均120組の親子が来館するとのこと。
八王子市の「せいがの森保育園」は民営の保育園で「やってあげる保育」でなく「見守る保育」が行われており、食事の量も園児自らが決定する等、考え方や方針、運営、保育の仕方等全てが参考となる素晴らしい保育園であった。全国から視察があり、園長は講演をしておられる。

 
写真上…「0123はらっぱ」の前で
 写真下…「せいがの森保育園」で 園児が並んで自分で食事の量を決め取っているところ

                     


議会広報編集委員会、視察
佐賀県・嬉野町 嬉野町議会
(平成16年1月20日)
兵庫県・播磨町 播磨町議会
(平成16年2月4日〜5日)
全国町村議会広報コンクールで毎年入賞なり評価が高い両町を訪問し広報委員会と意見交換会を行う。
嬉野町で注目すべき点は、新人議員は必ず編集委員となり、最初は写真撮影から始めるとの事。議員全員が一度は編集委員をする事によって、編集の苦労、大変さを身を持って体験する。また良き伝統、考え方が継承される。したがって編集委員以外からクレームはほとんど無く、委員会に完全にまかされている。委員会も一体となってより良い広報作りに没頭できるとのである。(写真…播磨町議会広報委員会との意見交換会)
播磨町は町議会だけど会派制をとっているため、会派の代表が編集委員になっており、そのため編集に対するクレームがなくスムーズな広報作りがなされており、委員長は編集委員会に10年以上も所属されているベテランの女性議員がなっておられた。
両町で技術的に写真の掲載の向き他いろいろとアドバイスを頂く。いずれも町民の視線にたった編集に心がけておられ、特に嬉野町では、全議案に対する全議員の賛否を指名公表で表にして掲載されており、コンクール入賞の評価の一点でもあり、見習いたいものである。



福岡都市圏広域委員会、視察
兵庫県、加古川市、兵庫県東播磨県民局
流域文化推進室
(平成14年10月30日〜31日)
インターネットで広域自治体の取り組み事業として素晴らしい事業展開をしている「東播磨流域文化協議会」を知り広域委員会に提言し視察を行う。加古川市にある県の県民局流域文化推進室の方々に説明を頂く。
 当協議会は加古川の上下流域が一体となった地域作りの促進に向け、住民、民間団体、行政等が協力し地域の自然的・社会的資源を住民の貴重な共有財産として見直し、多様な施策の展開を通じ、生活者の視点に立って快適で質の高い生活・文化圏を共に作りあげていくことを目的として設立されている。事のきっかけは平成5年、住民にアンケートを取ったところ゜加古川の水辺を中心にした自然と共生する住民が主体となった流域つくりの声が大きく上がりこれをコンセプトとして、その後住民主体の地域の「夢会議」で具体的ビジョンつくりがスタートしたとの事。参加団体は流域の7市・10町の自治体と青年会議所、老人クラブ、農協、PTA、他、体育文化各70近い団体が加入。
(普及啓蒙事業)
 流域文化フォーラム・情報誌発行・ホームページ・展示会
(環境関連事業)
 東播磨水辺一斉清掃・流域水環境環境保全会議・水辺学習会 ・自然と生態系モニター
(生活関連事業)
 図書館相互貸出し利用・河川敷マラソン・公共施設相互利用・ 地域活動データーバンク・地域の歴史文化等伝承事業・ボラン ティア連絡協議会
(交流関連事業)
 川の日記念イベント・写真コンクール・交流の祭典・JR加古川  線300万人乗車大作戦
等々の事業を展開している。これは県が全面的にサポートしており、東播磨地域と言う地域単位、福岡で言えば郡単位で町づくりに取り組んでいる事業と言える。そのスケールの壮大さと理念には、ただただ驚きばかりであるが我が町も周辺自治体とその理念だけでも見習い、生かせる努力が必要と痛感した視察であった。まさに広域委員会としての大きなテーマである。


建設委員会、視察
神奈川県、鎌倉市、鎌倉市役所と市内
(平成14年10月10日〜12日)
(鎌倉市役所での研修)国土交通省は平成12年度の重点施策として、「安全性・信頼性・の高い道路空間の確保」をあげ、この具体策として「アドプト・プログラム」の推進が全国の自治体で進んでいる。この事を私は委員会、本議会で指摘し、建設委員会でその先進地、鎌倉市を視察することと なった。これは、1985年にアメリカテキサス州で導入したのが始まりで、市民や会社、事業者が里親となり、市町村と合意書を交わし、道路、川、公園等の公共空間を「養子」とみなして自発的に清掃を行い、その活動により集まったごみの処理や里親のサポートを行政が行うシステム。現在にほんでは83ヶ所が導入実施している。(写真中…鎌倉市役所前のビオトープ)
鎌倉市の当局に、発足までの経緯や条例化、団体との問題と現状等ルル説明を受け、代表的な所を視察する。視察ヶ所は史跡観光的にも有名な鶴岡八幡宮前の「若宮大路」で、市は「鎌倉若宮大路さわやかロード」と名称し、約1.4kmを2団体が受けもっている。これらの取り組みはマスコミも大々的に取り上げ周辺自治体ともに清掃ボランティア気運の高騰につながっている。また実施以前に比べると、該当個所のゴミ量が大幅に減少しているとの事。
特に次の事を反響として言われた。@市民の美化意識が高騰した。A行政と市民との意見交換が蜜となりより繋がりが強固になった。B定期的な清掃意識ができた。Cゴミの量が減となった。
清掃時の保険、道具等は、市、県土木事務所等が負担し、「養子縁組」の区間は「里親」の名前を明記した立派な看板を立てている。又、各自治会に世帯数割で年間総額140万円の美化報奨金制度も実施している。
今回の視察時は少し雑草が生えていたが、ゴミ等はさすがに無かった。志免町でも「花いっぱい運動」の一環で似たようなことはされているが、覚書まで交わしルールと方向を明確にし、市民に普及啓蒙することによる波及効果を狙うこと等大いに参考にする点がある。志免町には志免町に適した「アドプトプログラム」を研究すべきである。(写真下…里親の看板)

「議会広報」編集委員会、視察
鹿児島県、郡山町 、郡山町議会
(平成13年11月15日〜16日)
(郡山議会での研修)   視察鹿児島今年、委員定員増により、議会広報編集委員となって始めての視察に鹿児島県、郡山町議会を訪れ研修をする。郡山町は鹿児島市の北部、車で20分程度の山 間に開けた古い歴史を持つ人口8500人の町。志免町「議会だより」も大きく改革しなければならないと思っているが、郡山町議会の副議長、編集委員長と活発に議論を交わした。同町の議会だよりは昭和56年発行され現在81号の歴史。また議会だよりは「やまびこ」とネーミングされ、町民への議会報告だから町長の「町政報告」は掲載していない、との基本的スタンスは素晴らしい。また内容的に参考になる部分は多々あったが特に「どうなったあの質問」のタイトルで、過去の議員の一般質問が、その後の町政にどう生かされているか経過を広報に掲載しているのは我が町でも導入すべき事である。これによって行政と議会側の緊張感も得れているとの事。
志免議会広報も14年から一新させます!  

建設委員会、視察
愛知県、瀬戸市、水野浄化センター
尾張旭市、晴丘(ゴミ焼却)センター
(平成13年10月11日〜12日)
瀬戸視察1志免町では、「化石燃料の町から新エネルギーの町へ」を理念に新エネルギービジョンを検討しているが、新エネビジョンの先進地である瀬戸市他を視察する。瀬戸市はビジョンのキャッチフレーズを「自然にやさしいエネルギーを利用した個性あるまちづくり」として2010年度までに「太陽光発電システム14760kW、太陽熱温水器6700台、ソーラーシステム4100台、クリーンエネルギー自動車3000台、廃棄物発電8000kW、コージェネレーション7000kW、下水処理水熱110RT」を目標に環境保全の町作りに取り組まれている。
瀬戸視察2水野浄化センター(写真=上)では下水処理水熱を利用した発電を行い、浄化した処理水は「ビオトープ」(多様な生物が持続して暮らせる生息空間)事業として補助金を受け、地域住民が色んな植物を植え、自主管理するビオガーデンと称して(写真中=浄化センター、ビオガーデン)住民を巻き込んだ環境保全運動を展開している。
晴丘センターは瀬戸市、尾張旭市、長久手町、が尾張東部衛生組合を結成し、ゴミ焼却をしている施設だが、ゴミの燃焼によって発生する燃焼ガスをボイラで冷却して蒸気を発生させ、そのエネルギーを利用して電気をおこし、(約1400kW)センター内の電力をま瀬戸視察3かない、余剰電力は中部電力に売電している。
(写真下=センターでの研修)当センターは規模も大きく、発電量もすごい。これだけの施設を志免町では到底できる訳はないが、瀬戸市を始め、周辺市町村のクリーンエネルギーへの取り組み姿勢と意欲は参考としたい。

環境審議会、視察
須恵町他二ヶ町清掃施設組合、「RDF」施設工事
(平成13年8月27日)

(RDF施設工事現場)

我が町のゴミは平成14年から15年当初に、須恵、篠栗、粕屋、3町によるゴミ焼却(RDF)施設に搬入する事となるが、その施設工事が急ピッチで進められている。環境審議会では工事進捗状況確認を兼ね施設工事事務所を訪れ研修を行う。 

福岡都市圏広域行政調査
特別委員会、視察
愛知県、蒲郡市リサイクルプラザ
(平成13年6月28日〜29日)
本視察には参加いたしませんでした。
この視察はリサイクルプラザの視察で、既に委員会としては福岡県中間市を視察しました。リサイクル施設は、宇美町との共同建設で、これは志免宇美の代表議員団で構成する事務組合が結成され、そこが検討する問題であり、また単町の審議は厚生委員会の担当です。本委員会の審議目的からは既に外れ、的違いの視察であると委員会でも進言しましたが視察される事となり不参加といたしました。