ひとり言「こんな事が許せるのか」

4千万円もの業者への保証金補正が、十分なる
資料も説明も無く、強引採決が許せるだろうか

町は屎尿の一部を福岡市の海洋投棄に委ね、この搬送業務を民間業者が委託事業として受けていたが、志免宇美の共同屎尿処理場の完成と、海洋投棄中止により、この部分の事業が無くなる事への補償要求が宇美町と志免町に起こされ、今回4千万円の補償金補正予算が提案された。
業者の方には、本来市町村の固有事務であるものを代行頂き、その事業の特殊性からくる偏見を始め、数々のご苦労があった事と行政の対応のまずさが全国的に問題となっている事等、十分承知をし理解もいたしております。
が、失業率5%を超える今、貴重なる血税をもって対応する事に対して、その審議にあたり、金額の根拠資料他何ら一つの資料も無い状況でどう審議すればよいのか。住民にどう説明できるのか。客観的な判断を下す上でも、資料の提出を環境課に求めるが出さない。また今年一月に要請が出されているのに、厚生委員会に一度も事前相談もされていない。
一方では、焼却場と屎尿中継所問題で永年迷惑を受けた周辺住民の悲痛な願いには何ら聞く耳も持たず、この事には口頭による不十分な説明だけで多額な血税を承認させようとした当局に怒りを感じる。
業者の方には申し訳ないが、このような行政当局の姿勢に警鐘を鳴らす上でも中身のある審議を求め再提案を要請したが、賛成多数で承認された。
このような行政姿勢だから逆に全国的に業者と行政間とのトラブルが多発するのである。色んな意味で当町の環境課業務に不審を感じるのである。
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