ひとり言「こんな事が許せるか」

町は「規則」を破り補正を提案。議会も多数決でこれを容認

13年9月議会の補正予算で、志免三公民館の空調設備改修費(606万円)と桜丘一公民館テラス改修費(210万円)を提案してきた。
建設委員会でこれは工事総額のどれだけか問うと、全額町負担との回答。町条例、規則では公民館補修は平成10年の規則改正で、築年月によって補助負担率がきまっており、それ以前は町補助は半額で、残り半額は町民負担(自治会負担)で長年実施されてきた。またエアコンを始め公民館館内、屋外設備の補助は一切しないとの条例、規則となっている、にもかかわらず全額補助の補正提案。
私の公民館も平成9年に改修工事を行ったが320万円の半額しか補助が無く、住民が半額負担をして改修をした。また改修する為には自己資金が貯まるまで要請せず我慢をしている公民館もある。
今後、公民館の改修は全額、町が負担をするのであれば、まず条例、規則の改正をし、住民に開示した後、補正予算提示が法の下における自治の基本ではないだろうか。
これを強く指摘するが行政は何と、「補正予算が承認された後、規則等の改正をし、予算執行はその後行う」との場渡り的対応を表明し、担当の総務文教委員会も了承し本議会でも多数決で承認された。
規則改正後、臨時議会で承認しても改修予定の公民館と住民には何ら影響は無く、ルールを遵守する信頼される行政と議会の為にも毅然とした対応を求めたがルールは無視された。
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