旧志免鉱業所「立坑櫓」周辺の遺構出現 (H20.9)
 旧志免鉱業所立坑櫓周辺の整備を約1億円をかけてスタートしましたが、八月に入って掘り起こし作業を展開していたところ、坑道や坑口らしきものが現れ、発掘するにつれその全容が現れ感動いたしました。
その坑口坑道は過去の志免鉱業所の写真にも掲載がなく、数名の元従業員にも見てもらいましたが明確な証言も得れませんでした。
いろんな事が想定されこれから解明されるのが本当に楽しみです。
 一方、大規模な八坑本坑口の閉鎖部分や八坑立坑櫓の土台と思われる跡や、八坑連卸坑口の全容が現れ、素晴らしい遺構が出現しました。
取り敢えず、その概要を写真で紹介します。

八月に遺構が出たとの事で現地を見たとき、この穴は何かと注視していたが発掘作業を進めると右の写真のような坑道が現れた

(坑道A)坑口の前の私。これがいつの
ものなのか? 何の坑道なのか調査中。


坑道の中


坑道の中の私

西側上から見た坑道

東側上から見た坑道


八坑連卸坑口

八坑連卸坑口


八坑連卸坑口の横からの進入口

八坑連卸坑口の南側

八坑本坑の立坑櫓台座跡
上に八坑本坑の閉鎖蓋

台座のH鉱

巨大な八坑本坑閉鎖蓋

町長や元従業員の方と協議中

(坑道B) 坑道Aより小ぶりですが整備
まえの坑口。整備後が右の写真。

整備後このような坑道が出現

志免町文化財保護審議会の視察