ひとり言 「こんな事が許せるか」

町長は教育長の減俸処分を提案
なんと議会はこれを否決

平成11年に町主催のある生涯学習講座で、町規程では材料費実費としているにもかかわらず15倍もの材料費が講師に取られていた事への教育長の対応が住民から不審を招き、その解決へ議会も巻き込み「請願」まで提出され、昨年3月、不当徴収差額分は教育長のポケットマネーでの返済という前代未聞の対応を行い、この事への監査請求まで受けた事件が、その後も是正されず今年度も継続されていた事が発覚し、この解決への対応と言動においても、またもや一貫性のない答弁と住民対応を繰り返し、やっと9月に講座の講師が自ら辞任する事となった。
また生涯学習館館長もこの間二人が辞任する事となった。
住民を巻き込み、3年に亘るこの一連の混乱に対して、町長は今9月議会で「教育長の対応が的確を欠き十分でなかった事が混乱を招いた。教育委員会の事務責任者である教育長の指導、監督責任は免れないと判断した」と表明し、教育長の10月分給料の一割を減額する案を提示してきたが何と議会はこれを反対多数で否決をしてしまった。この件では私も昨年、減俸処置を本会議で投げかけたが、町長に否定された経緯があるが、今回は町長自ら真摯に受け止め提案してきたのに議会側が否定をしてしまった。
また、ある議員は、「講師を辞任させるより行政側の指導不足に対する責任の取り方の方が先決だ」と声高らかに叫び続け、解決を遅らせたにもかかわらず委員会ともども否定をしてしまった。
責任を取れと言って解決を遅らせ、真摯に自ら責任を取ると表明してくればこれを否定する。こんな茶番劇をお互いが演じるのであれば
議会の本質を逸脱し、議会は不要と住民が思うのは当然である。